なぜIT業界で未経験歓迎の募集が多いのか

どうもHRが3になった元高専生A(トミー)です
勤務先に新しく入ってきたパートのおっちゃんが気になるお話をしてくれたので今日はその事を書きます

そのおっちゃんは、ゲーム会社に勤めていたゲームプログラマーで日本最初のMMOの開発チームの1人らしいです
そんなおっちゃんと休憩時間に自分が就職をしていることIT業界を希望していることを話したら

おっちゃん「今なんてIT業界でも25歳以下なら未経験大歓迎って募集してる企業多いでしょ」

私「はいはい。確かに多いです
学歴不問経験不問未経験大歓迎(すげぇ中国語みたい)
IT業界なんて専門的な知識が求められる業界(っていうイメージ)なのになんでだろうなって気になってました」

おっちゃん「だって未経験のが安く使えるもん。下手に長年やってるプログラマーだとすげぇ高い給料払わなきゃいけないけど毎回そんなに高度な技術を要求しないプロジェクトなわけじゃないからランニングコストが高いんよ」

私「はぁんなるほど。優秀な人を数人雇っておいて後は未経験の安い人材を駒として使うんですね。でも、中にはどうやっても使えないやつとかいません?企業にとってそれはリスクじゃないんですか?」

おっちゃん「もちろん一定数はいるよ。だからそういうやつは試用期間の間にすぐ切っちゃう。ただ、最近の若い子は義務教育でパソコンの授業とかネットリテラシーについてある程度学んでるから最低限の業務はこなせることが多いんだよね」

私「だから25歳以下の募集が多いんですね。長期的に使うためとかそういう理由だと思ってました」

おっちゃん「まぁ、それもあるけどね。でも一番の理由は義務教育でパソコンを触ってるか否か。それこそ俺らの世代はパソコンを持ってるのなんてオタクだけだったからね笑そんな世代のやつ雇っても教育が大変だし限界があるから効率悪いのよ」

‥後は雑談なのではしょります

結論
義務教育の影響でパソコンに対する知識レベルが全体的に底上げされたため未経験でも企業にとってのリスクが下がったから



ゆとり世代(私は転換期だから厳密には違うけど)だなんだって大人に言われてめんどくせぇなぁって思ってたけどIT業界に未経験で入るという観点からは恵まれていたらしい。未経験で入社して叩き上げでバキバキのエンジニアになる人も中にはいるらしいから頑張って生きていこうと思う。